活動報告 | 定時社員総会 議事録

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2018年度定時社員総会・第1回通常理事会議事録

日 時: 2018年9月25日(火) 19:00~20:00
場 所: 〒101-0054 千代田区神田錦町 3-21 JPRクレスト竹橋ビル 2階
JBMA (日本-バングラデシュ医療協会) 事務局
出席者: 野崎 幹弘(代表理事)、櫻井 裕之(常務理事)、井砂 司(理事)、仲沢 弘明(理事)、
竹内 正樹(理事)、小林 槇雄(監事)、菊池 雄二(事務局参与)、松井 運平(事務局参与)、
岩田 いづみ(事務局長)
議 題: 1. 前回議事録確認(資料-1)
2. 2017年度事業報告および収支決算報告(資料-2)(資料-3)
3. 2018年度事業計画および収支予算案(資料-4)(資料-5)
4. その他

議事 款34条および35条に則り、2018年度定時社員総会・第1回通常理事会を開催することが野﨑代表理事より報告された。
先ず定時社員総会が開催され、次いで本年度第1回通常理事会が開催された。
議事内容は同一であることから理事会議事録を以下に記述します。
   
議題 1: 前回議事録確認
野﨑代表理事から資料1を以ってその内容が報告されて承認された。
   
議題 2:
1)
2017年度事業報告および収支決算書報告(資料2)(資料3)
今年度事業報告
野﨑代表理事から資料2を以って報告された。
 
(1) 医療教育研修事業
2017年度は前年度同じくダッカ医科大学病院(以下DMCH)で選抜された呼吸器外科を専攻するDr.Md.Osman goniを招聘した。また、前回理事会で承認されたDMCH以外の大学および関連病院からの招聘として、超音波検査を専攻する Dr.Md.Ferdaus Aalam Sarker とDr.Kamrul Hasanが選抜され招聘された。Dr.Osmanは東京女子医科大学病院 第一外科神崎正人教授の指導の下で、主に手術手技を中心に臨床研修をした。その他関連学会学術集会にも参加する機会を与えられた。その研修姿勢は真摯で診療チームにも馴染み、神崎教授からは高い実習評価が与えられた。一方、超音波専攻するDr.SarkerとDr.Hasanは東京女子医科大学病院 櫻井裕之教授のコーデイネートにより産婦人科領域、消化器病領域、静脈疾患領域のそれぞれの超音波検査チームリーダーから先進医療レベルの検査技術の教習を受けることが出来た。研修期間中、更にキャノン・メデイカル(株)で超音波検査器械の先端技術についてのセミナーを受ける機会にも恵まれた。その研修姿勢は極めて熱心であったとの評価を各部署のチームリーダー達から得ている。バングラデシュでは断食の社会慣習から糖尿病などの慢性成人病の罹患率が高く、それらがもたらす合併症対策が急務となっている。その点、超音波検査は非侵襲検査としてこれらの疾患の早期診断に極めて有用である。野﨑代表理事と櫻井常務理事から今後JBMAとしては超音波検査専攻する医師たちの育成にも一役を担うべきとの意見が有り、討議の結果了承された。
  (2) バングラデシュへの医療・保健・福祉の啓発事業
 
  JBMAの医師団派遣
DMCHへの医師団派遣は例年にならい実施された。
竹内理事(東京女子医科大学八千代医療センター教授)を団長として、長谷川祐基医師(東京女子医科大学助教)と橋本一輝医師(独立行政法人災害医療センター医師)が同行した。2018年2月24日から3月2日にわたりDMCH内にある熱傷・形成外科センターでKalam教授以下のスタッフと外来診療、手術、若い医師たちへのセミナー等密度の高いスケジュールをこなした。行われた手術の中にはDMCHですでに執刀されたが思わしくない結果に至った症例の救済手術もあった。また、モーニング・カンファランスには多くの若い研修中の医師たちも参加して活発な質疑応答が行われた。
一方、JBMAのフェローとして東京女子医科大学病院で研修して帰国した医師たちもこれらの活動に参加し、積極的な役割を担った。
委細についてはJBMAホームページに掲載されている。竹内理事からはKalam教授以下スタッフたちからこのプログラの来年以降の継続が懇請されていることが報告された。
  国立熱傷センター設立に向けての人的サポート
バングラデシュにおける外傷患者の中でも熱傷が最も多いことから行政府はDMCH内に国立熱傷研究所・病院(National Institute of Burn and Plastic Surgery)を建設中である。JBMAは昨年この研究所の中心的役割を担っているSamantha Lal Sen教授を日本熱傷学会・学術集会開催に合わせて招聘し、学術的および人的交流を行い有意義な結果を得ることが出来た。DMCHの熱傷・形成外科センターのKalam教授の下で勤務する医師たちのうちすでにJBMAフェローとして東京女子医科大学病院で先進医療の臨床研修を終えたフェローは5名になる。彼らの内、帰国後再度訪日して日本の学術集会に参加した者は2名にはJBMAで経済的補助をしている。同研究所・病院が開設されればJBMAフェローたちが重要な役割を担っていく事がSen教授やKalam教授の意向であることから、引き続き熱傷・形成外科を専攻するフェローたちの招聘の必要性が確認された。
  (3) 在留邦人救急医療事業
 
  今年度もJBMA賛助会員の現地社員および家族の方々が救急診療だけでなく一般診療を受ける場合も、JBMA現地事務局長シェイク先生が直接連絡を受けて対応するシステムが活用されたことが報告された。
(4) その他として、JBMAの活動についての広報、理事会・社員総会の開催等が報告された。
2) 決算報告
  次いで収支決算報告が岩田事務局長よりなされた。
 
 1. 収入の部
     会費収入
雑収入
収入合計
9,510,000円
166円
9,510,166円
 2. 支出の部
    事業費
管理費
支出合計
5,445,054円
2,415,274円
7,860,328円
尚、2017年度収支決算報告書については2018年8月9日付けでの監査報告が小林槇雄監事からなされた。以上の事業報告ならびに決算書報告について承認された。
   
議題 3: 2018年度事業計画および収支予算案
野﨑代表理事から資料4を以って先ず2018年度の事業計画が提示された。
1) 2018年度事業計画
 
(1) 医療教育研修事業
DMCHで選抜されかつJBMA現地事務局長シェイク先生の適性についての面談審査パスした2名の招聘フェローが決定されている。
熱傷・形成外科を専攻するDr. M.A.Hamid は東京女子医科大学病院で櫻井裕之教授の下で臨床研修を行う。消化器外科を専攻するDr.Ibrahim Khalil は同じく東京女子医科大学消化器病センター山本雅一教授の下で臨床研修を行う。これらは先に交わしているDMCHと東京女子医科大学病院間でのMOUに基づく。これ以外で短期臨床研修依頼の申し出があった場合は、現地事務局長の面談審査をクリアした該当者について持ち回り理事会に諮り決定する。但し、若干名とする。
(2) バングラデシュへの医療・保健・福祉に関する啓発事業
1) JBMAの医師団派遣
昨年に引き続きDMCHへ医療啓発事業の一環として医師団を派遣する。
竹内理事を団長としてDMCHの熱傷・形成外科センターで診療・手術・カンファレンス・セミナーなどを通して若い世代の医師たちへの先進医療の普及に寄与する。
2) 国立熱傷研究所に対する人的サポート
2018年10月に開設された国立熱傷研究所(National Institute of Burn & Plastic Surgery: NIBPS)の開所式にはバングラデシュ・ハシナ首相が列席、JBMAにも招待があった。今後共 DMCHの熱傷・形成外科で専攻するフェローたちの先進医療研修に寄与していく事で、国立熱傷研究所への人的サポートを行う。
(3) 在留邦人救急医療支援等事業
ダッカにおけるJBMA賛助会員関係者から救急診療等の要請があった場合には、現地事務局長シェイク先生の仲介のもとにUnited Hospitalなどで速やかに受診できるようにこの事業を引き続き支援していく。
一方、ダッカ以外の地域でも賛助会員の関係者に救急医療の必要が発生した場合には、シェイク先生の仲介により円滑な医療提供が受けられるように支援して行く
(4) その他
JBMA活動状況の広報については従来通りホームページに逐次掲載していく。定款に従い定例の理事会・社員総会を開催する。
   
2) 2018年度収支予算案
2018年度収支予算案が提出され事業活動収入は9,000,000円、事業活動支出は管理費を含め12,210,000円の予定である。医療器材支援等諸経費および医療環境向上に類する支援費の減額等に若干の質疑があり、事務局長から説明があった。以上の事業計画および収支予算案については討議の後、承認された。
   
議題 4: その他
 
1) 櫻井常務理事からJBMAフェローの内、既に帰国した熱傷・形成外科専攻のフェロー達の近況について報告があった。バングラデシュで専門医を目指し研修中の身分でありながらJBMAフェローとして来日した場合、バングラデシュでの専門医制度の最近の改定に伴い資格認定を受けるに不利となった者がいたとのこと。また、DMCHが国立大学病院であることから、職員の海外滞在期間が長期に及ぶ事が難しい状況にある事など。これらについてはJBMA派遣医師団長として現地に詳しい竹内理事からも既に言及があった。
そこで討議の結果、DMCHからの招聘フェロー対象はなるべくassistant professor以上とし、その期間を1年未満でも可とする事で承認された。
2) 野﨑代表理事から今後のJBMAの活動や在り方について理事会メンバー各位の積極的な意見を募りたい旨、要望があった。
   
以上  
   

2017年度定時社員総会 議事録

日 時: 2017年9月13日 (水) 18:30~19:00
場 所: 東京都千代田区神田錦町3丁目21番地 JPRクレストビ竹橋ビル2F
社員の総数:                         10名
議決権を行使できる社員の数           10名
議決権を行使することができる社員の議決権の数  10個
出席社員数(委任状による者を含む)       10名
出席社員の議決権の数              10個
出席理事:



出席参与:
野﨑 幹弘 (議長 兼 議事録作成者)
櫻井 裕之
仲沢 弘明
竹内 正樹
菊池 雄二
以上のとおり社員が出席したので本会は適法に成立した。
よって、代表理事野﨑幹弘は議長席に着き開会を宣し、ただちに議事に入った。

第1号議案 2016年度第5期事業報告および決算報告
議長から、2016年度第5期(2016年7月1日から2017年6月30日まで)における事業経過が報告された。
また決算報告については以下の関係書類が提出されて委細の説明があった。
1. 貸借対照表
2. 損益計算書 (正味財産増減計算書)
3. 貸借対照表および損益計算書 (正味財産増減計算書) の附属書類
これらについて討議され、承認された。

第2号議案 2017年度第6期事業計画および予算案
議長から、2017年度第6期年事業計画および予算案について以下の書類の提出を以って説明があった。
1. 2017年度第6期事業計画書
2. 2017年度第6期収支予算書
以上につき、討議の結果承認された。

2016年度定時社員総会 議事録

日 時: 2016年9月20日(火) 午後6時30分~午後7時00分
場 所: 東京都千代田区神田錦町3丁目21番地 JPRクレストビ竹橋ビル2F
社員の総数:                         10名
議決権を行使できる社員の数           10名
議決権を行使することができる社員の議決権の数  10個
出席社員数(委任状による者を含む)       10名
出席社員の議決権の数              10個
出席理事:



出席監事:
野﨑 幹弘 (議長 兼 議事録作成者)
櫻井 裕之
井砂  司
竹内 正樹
小林 槇雄
以上のとおり社員が出席したので本会は適法に成立した。
よって、代表理事野﨑幹弘は議長席に着き開会を宣し、ただちに議事に入った。

第1号議案 2015年度第4期事業報告および決算報告
議長から、2015年度第4期 (2015年7月1日から2016年6月30日まで) における事業経過が報告された。
また決算報告については以下の関係書類が提出されて委細の説明があった。
1. 貸借対照表
2. 損益計算書 (正味財産増減計算書)
3. 貸借対照表および損益計算書 (正味財産増減計算書) の附属書類
これらについて討議され、承認された。

第2号議案 2016年年度第5期事業計画および予算案
議長から、2016年度第5期年事業計画および予算案について以下の書類の提出を以って説明があった。
1. 2016年度第5期事業計画書
2. 2016年度第5期収支予算書
以上につき、討議の結果承認された。
第3号議案 理事の改選に関する件
議長から、定款の規定により理事全員が本定時社員総会の終結を以って任期満了となり退任するので、其の改選について討議を求めた。その結果、出席社員から議長指名に一任したい旨の発言があり、全員一致でこれを承認した。議長は後任の理事に下記の者を指名し、これらの者につき其の可否を諮ったところ、異議なく承認された。
理事:井砂 司、櫻井 裕之、竹内 正樹、仲澤 弘明、野﨑 幹弘

被選任者のうち、本総会に出席している候補者は、いずれも席上でその就任を受諾した。
第4号議案 監事の改選に関する件
議長から、第3号議案と同様に定款の規定により監事が本定時社員総会の終結を以って任期満了となり退任するので、其の改選について討議が求めた。その結果、出席社員から議長指名に一任したい旨の発言があり、全員一致でこれを承認した。議長は後任の監事に小林槇雄氏を指名し、この者につきその可否を諮ったところ、全員一致で承認された。
尚、小林槇雄氏は席上で監事への就任を承諾した。

2015年度定時社員総会 議事録

日 時: 2015年9月29日(火) 20:00−20:30
場 所: 東京都千代田区神田錦町 3-21 JPRクレスト竹橋ビル2階
社員の総数:                         10名
議決権を行使できる社員の数           10名
議決権を行使することができる社員の議決権の数  10個
出席社員数(委任状による者を含む)       10名
出席社員の議決権の数              10個
出席理事:




出席監事:
出席事務局:
野﨑 幹弘 (議長 兼 議事録作成者)
櫻井 裕之
仲澤 弘明
井砂  司
竹内 正樹
小林 槇雄
岩田 いづみ (事務局長)
Sheikh Aleemussaman (バングラデシュ事務局長)
松井 運平 (事務局参与)
菊池 雄二 (事務局参与)
定款に基づき2015年度日本—バングラデシュ医療協会 (JBMA)第1回理事会に引き続き、表記総会が開催された。理事会に準じた議事を行い、承認された。

2014年度定時社員総会 議事録

日 時: 2014年9月18日(木) 19:00−19:30
場 所: 東京都千代田区神田錦町3-21 JPRクレスト竹橋ビル2階 JBMA(日本-バングラデシュ医療協会)事務局
社員の総数:                         10名
議決権を行使できる社員の数           10名
議決権を行使することができる社員の議決権の数  10個
出席社員数(委任状による者を含む)       10名
出席社員の議決権の数              10個
出席理事:




出席監事:
野﨑 幹弘 (議長 兼 議事録作成者)
櫻井 裕之
仲澤 弘明
井砂 司
竹内 正樹
小林 槇雄
以上の社員の出席をもって社員総会の成立を確認し、代表理事野﨑幹弘が議長となり開会された。
第1号議案 2013年度事業報告及び決算報告の件
 議長から、2013年度(平成25年7月1日から平成26年6月30日まで)における事業状況が報告された。
また下記の決算関係の書類が提出の上、説明された。
1 貸借対照表
2 損益計算書 (正味財産増減計算書)
3 貸借対照表及び損益計算書 (正味財産増減計算書) の附属書類
これらについて討議され、承認された。
第2号議案2014年度事業計画および予算案
   議長から、2014年度事業計画および予算案について、下記の書類の提出をもって説明があった。
1 2014年度事業計画書
2 2014年度収支予算書
以上につき、討議の上承認された。
第3号議案理事の改選に関する件
   議長は、定款の規定により理事全員が本定時総会の終結時をもって任期満了し退任することになるので、その改選について討議を求めた。その結果、出席社員中から議長の指名に一任したいとの発言があり、一同これを承認した。下記の者が指名され、これらの者につきその可否を諮ったところ、異議なく承認された。
理事:野﨑 幹弘、櫻井 裕之、仲澤 弘明、井砂 司、竹内 正樹
尚、被選任者はいずれも席上でその就任を受諾した。
第4号議案在留邦人救急医療支援事業の件 
   議長から、当法人賛助会員及び家族を対象とした現地での救急診療受診については、
先に当法人とUnited Hospitalで締結した協定書に基づき現地JBMA事務局長がその実践にむけ尽力していることの報告があった。引き続きJBMAはこの活動を重視して進捗させていくことが、了承された。
第5号議案その他
 
(1)

第二期招聘クリニカル・フェローについて

  2013年度招聘医師2名は予定通りの臨床研修を修了して帰国した。2014年度JBMA
第二期招聘クリニカル・フェローはダッカ医科大学病院で選抜された脳外科専攻Dr Md.Rafiqul Islam と熱傷・形成外科専攻Dr Sk Nishat Abdullahの2名で、同年7月に予定通り来日し既に東京女子医科大学病院で臨床研修に入っていることが報告された。
(2) JBMAホームページについて
   招聘クリニカル・フェローたちの紹介とその活動についてはHPに逐次掲載されているが、HPの英語版も掲載に向けて準備中であることが報告された。
(3) JBMA代表団の現地派遣について
   第二期招聘クリニカル・フェローを迎えたことからJBMAとして代表団を現地に派遣し、ダッカ医科大学病院関係者とこれまでの検証とこれからのプログラムその他について協議することが野﨑代表理事から提案され、了承された。
尚、派遣に際しては関係各位への表敬訪問、DMCH熱傷センターでの情報交換や臨床指導などについても検討していくことになった。